等級機能では、会社の等級制度(グレード)をシステム上のマスタとして管理し、従業員一人ひとりの等級の変遷(昇格・降格などの履歴)を記録できます。等級制度を明確にすることで、育成・評価・配置の判断基準を社内で共通化することを目的としています。
管理者ができることは次のとおりです。
等級体系(職種・職掌ごとのグレードのまとまり)の作成・編集・無効化・削除
等級(G1、G2 などの各グレード)の作成・編集・並び替え・無効化・削除
従業員ごとの等級履歴(等級イベント)の登録・編集・削除
等級補足指標(昇降格時の補助的な評価指標)の設定
等級履歴のCSVインポート・エクスポート
本機能は「人事評価オプション」が有効なテナントでのみ利用できます。人事評価オプションが無効な場合、等級関連のメニューは表示されません。
等級体系・等級の管理、および従業員の等級履歴の登録・編集・削除は 組織管理者のみ が行えます。マネージャーや本人は、自分または配下メンバーの現在の等級を 閲覧のみ できます。
等級体系:職種・職掌ごとにグレードをまとめた単位です(例:「共通」「管理職」「専門職」)。
等級:等級体系の中に並ぶ個々のグレードです(例:G1、G2、G3)。
等級イベント(等級履歴):「いつ・どの等級になったか」を記録した1件1件の履歴です。
新しくテナントを作成すると、初期状態として等級体系「共通」と等級 G1〜G5 が自動で登録されています。そのまま編集して利用できます。
等級体系には次の項目を設定します。
項目 | 内容 |
|---|---|
表示名 | 画面に表示される名称(例:共通、管理職) |
等級体系キー | システム内部・CSVで使う識別子。小文字の半角英数字とアンダースコア(_)のみ、1〜100文字。テナント内で重複不可。必須。作成後も変更可能 |
有効/無効 | 新規設定で使えるかどうかの状態 |
等級体系はテナントあたり 最大100件 まで作成できます。
等級体系を削除すると、その配下の等級・等級要件・等級履歴も まとめて削除 されます。削除は慎重に行ってください。
各等級体系の中に、等級を作成します。
項目 | 内容 |
|---|---|
表示名 | 画面に表示される名称(例:G1、マネージャー1) |
内部コード | 等級を識別するためのコード |
説明文 | 任意。等級の役割や期待値などのメモ |
等級キー | システム内部・CSVで使う識別子。小文字の半角英数字とアンダースコア(_)のみ、1〜100文字。テナント内で重複不可。必須。作成後も変更可能 |
1つの等級体系に登録できる等級は 最大100件 までです。
等級は 並び替え できます。一覧での表示順や選択肢の並びに反映されます。
等級体系が異なれば、同じ表示名・コードの等級を再利用できます。
等級体系・等級には「有効/無効」の状態があります。無効化は削除とは異なり、一時的に新規設定で使えなくする 機能です。
無効化すると影響すること
評価対象の可視化設定などの等級の選択肢から、無効な等級・等級体系が除外されます。
無効化しても影響しないこと
管理画面の一覧には、有効・無効に関わらずすべて表示されます(状態はバッジで表示)。
過去に登録済みの等級履歴は引き続き参照できます。
CSVインポートでは、無効な等級・等級体系も使用できます。
無効化した等級・等級体系は、再度有効化すればまた新規設定に使えます。完全に消したい場合は削除操作を行ってください。
等級体系を削除すると、配下の等級・等級要件・等級履歴がすべて削除されます。
等級を削除すると、その等級に紐づく等級要件・従業員の等級履歴が自動的に削除されます。
削除したデータは元に戻せません。運用中は「無効化」を基本とし、削除は初期セットアップ時など限定的に使うことをおすすめします。
Q. 等級体系と等級の違いは何ですか? A. 等級体系は職種・職掌ごとのグレードのまとまり(例:「管理職」)で、等級はその中の個々のグレード(例:M1、M2)です。
Q. 等級体系キー・等級キーは後から変更できますか? A. 変更できます。ただしCSVインポート・エクスポートで照合キーとして使われるため、運用開始後の変更は影響範囲を確認してから行ってください。
Q. もう使わない等級は削除すべきですか? A. 過去の履歴を残したい場合は「無効化」を推奨します。削除すると関連する履歴も消えてしまいます。